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資料用語集
用語集
  • eラーニング用語集

    アクセシビリティ (Accessibility) 
    身障者や高齢者が無理なく利用できることをいう。視覚、聴覚などの機能を補うことができるように、音声による表現や表示の方法などを工夫する。

    AICC (Aviation Industry CBT committee)
    米国航空業界において、パイロットのフライト訓練用ソフトウエア規格を定めるために設けられた委員会。

    ALIC (Advanced Learning Infrastructure Consortium)
    先進学習基盤協議会。 産官学の共同で2000年に設立された。 WBTや協調学習などの学習技術の研究や国際標準化への貢献などを目標に活動している。

    ASP (Application Service Provider)
    アプリケーションソフトウエアをインターネット経由で利用者に提供する事業者をいう。 自社内でソフトウエアを所有し運営するのに比較して、専門要員が不要になる、アップグレードが容易などのメリットがある。 ソフトウエア用語のASP (Active Server Page)は別の意味。

    非同期型ラーニング (Asynchronous Learning)
    講師側と学習者側の関与が同時ではなく、時間軸上のずれを伴って行われる研修の形態。WBTが典型であるが、CDROMやeメールなども広義の非同期型研修といえる。

    オーサリングツール(Authoring Tool)
    マルチメディアを活用した高品質のコンテンツを作成するアプリケーションソフトウエアのこと。 マクロメディア社のオーサーウェア、ディレクター、ドリームウィーバー、マイクロソフト社のパワーポイント、フロントページなどが代表例。

    バランススコアカード (Balance Score Card)
    総合的な業績評価手法の一つであり、企業のビジョンや戦略目標に沿って、財務、顧客、社内プロセス、学習と成長の4つの視点から整理している点に特徴がある。

    ブレンディング (Blending)
    eラーニングを従来型の集合研修や通信教育などと組み合わせることにより、それぞれの利点を生かした形で研修コースを設計・実施する方法。

    カフェテリア方式 (Cafeteria Plan)
    カフェテリアで好きなメニューを選択するように、各人が必要なコースウエアを選択する方式。

    CAI (Computer Assisted Instruction)
    コスタンドアロン型コンピュータを利用した教育のこと。従来より企業で利用されてきたが、近年はネットワークを活用するWBTやeラーニングに移行している。

    CBT (Computer Based Training)
    コンピュータを利用した学習支援システムをいう。そこでWBTやeラーニングを含む概念であるが、後者がインターネットの普及後に使用されるようになったのに対して、CBTは以前からの用語であるため対比して使われることも多い。

    CLO (Chief Learning Officer)
    人材開発投資に関する最高責任者。CEOあるいは人事部長の下で企業内研修の戦略を立案し、研修投資が企業戦略に適合していることに責任をもつ。

    コースウエア  (Courseware)
    eラーニングで提供される個々の研修コースの内容、すなわち「コンテンツ」あるいは「教材」のこと。

    コンピテンシー・マネジメント (Competency Management)
    コンピテンシーは、ある状況または職務で高い業績をもたらす類型化された行動特性をいう。 コンピテンシー・マネジメントとは社員のコンピテンシーを評価し、これを研修、報酬、採用などに活用するシステムをいう。

    コーポレートユニバーシティ (Corporate University)
    直訳では企業内大学となるが、企業のミッションや戦略と密接に結びついた研修が行えるように管理運営体制が構成されていること、eラーニングを活用していることに特徴がある。

    遠隔教育 (Distance Education, Distance Learning)
    講師と学習者が互いに離れた場所、あるいは異なった時間に教育(学習)に参加する形態であり、eラーニングより広い概念。

    eジャパン戦略 (e-Japan Strategy)
    国の情報化政策の基本方針。重点政策の4分野の一つとして「人材育成の強化」があり、2005年までにIT人的資源大国になることを目指している。学校におけるコンピュータやネットワークの整備、関連人材の育成を含め、eラーニングに対する期待が高まっている。

    日本イーラーニングコンソーシャム (eLC: e Learning Consortium)
    eラーニングにおける国内標準化を支援するための団体。 任意団体であったTBTコンソーシャムが2001年に改組によりNPOとして発足した。 ALICとは連携関係にある。

    Eスクエアプロジェクト (E-Square Project)
    1997年から始まった「100校プロジェクト」の成果をもとに、学校の情報化と先進技術の研究を促進させるため、平成11年度から14年度の3か年に経済産業省と文部科学が推進したプロジェクト。

    HRM (Human Resource Management)
    社員を重要な経営資源と考え、能力や実績の評価、技術やスキル向上のための施策などをシステム的に管理すること。 従来の人事部機能のなかで、データベースやeラーニングを活用した能力評価や人材開発が重視されている。

    インストラクショナル・デザイン (Instructional Design)
    学習効果を確実に達成できるように、コース開発にあたってシステム的なアプローチをとりいれてコースを設計する手法。 研修コースの目標を明確化にしたうえで、学習理論に基づき、最適な教材や技法を選択するガイドラインを提供するもの。

    JAPET (Japan Association for Promotion of Educational Technology)
    日本教育工学振興会。 初等中等教育の改善のために、ネットワークを含むコンピュータや視聴覚機器、教材等の活用を調査研究している文部科学省主管の社団法人。人材育成施策として教育情報コーディネーターの検定試験制度を実施している。

    ジャストインタイム研修 (Just in Time Training: JITT)
    必要な時に必要なものを学習する研修方法。 例えば、マルチベンダー環境にあるシステムインテグレータではeラーニングを活用して、自分の知らないところだけを学習することができる。

    ナレッジ・マネジメント (Knowledge Management)
    個人が獲得した知識やノウハウなどを組織的に蓄積・共有し、活用していくこと。暗黙知を形式知に変えるプロセスとしてとらえられている。

    LMS (Learning Management System)
    学習管理システム。 コースコンテンツ管理、ライセンス管理、学習者管理、管理者支援、コース配信機能などがある。eラーニングを行うための基盤となるソフトウエア。

    ラーニングオブジェクト(Leaning Object)
    略してLOとも言う。 利用メディアに依存せず、再利用が可能なようにモジュール化されたeラーニング教材をいう。

    LSP (Learning Service Provider)
    ASPのなかで、教育研修に特化した事業者をいう。

    メンター (Mentor)
    チューターと異なり、学習者に対するコース内容についての技術的指導ではなく、不安の解消など心理的なサポートを行う助言者をいう。 通常、学習者からの質問がなくても、進捗状況などについてメンターの方から問いかけを行い学習者を支援する。

    ミッション・クリティカル (Mission Critical)
    組織の目的(ミッション)に極めて重要であるという意味から転じて、重要業務の遂行に直結しているという意味で用いられる。 通常、ミッションクリティカルな機能はたとえ短時間でも中断が許されないので、システム設計に注意が必要となる。

    プラットフォーム (Platform)
    一般にはコンピュータのソフトウエア、ハードウエアの基盤のことであるが、eラーニングでは、学習管理システム(LMS)ソフトウエアと同義で使われることが多い。

    ROI (Return on Investment)
    投資収益率。投資に対する利益を示す一般用語であり、eラーニングの定量的効果の尺度としても用いられることが多い。

    SCORM (Sharable Content Object Reference Model)
    米国のADL(Advanced Distributed Learning Initiative)が開発したeラーニングの規格である。この規格に準拠することにより、プラットフォームやインターフェイスの違いによらず、コースウエアを再利用することが可能になる。

    SOI  (School of Internet)
    次世代インターネットインフラ上での新しい学習スタイルの実証研究のためにWIDEプロジェクトが実施している。ブロードバンド、マルチキャスト、衛星通信などのインフラ技術を用いて、一般利用者を含む数千名の学生が参加している。 電子証明書による学生証の運用実験やオンライン教材の共有・活用実験など。

    同期型ラーニング (Synchronous Learning)
    講師と学習者が同じ時間に(リアルタイムで)ネットワークを介して通信することで研修を行うeラーニングの形態。

    チューター  (Tutor)
    家庭教師のように、コースの内容について指導を行う人をいう。コース内容を熟知しており、通常、eメールなどによる質問があればそれに対して答える。

    バーチャルクラスルーム (Virtual Classroom)
    オンラインでのネットワークを介して、講師と学習者が同じ教室内で学習しているように作られた環境。同期型eラーニングの一つの形式。

    WBT (Web Based Training)
    PCなどの端末からブラウザを用いてインターネットやイントラネット経由でWebサーバ上にあるコースウエアにアクセスする研修方法のこと。